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愛媛のエコ農家が水蒸気蒸留法でオーガニックコスメ作る

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愛媛県で環境に配慮したみかん作りなどに取り組む農家「無茶々園」が10月、柑橘類系のオーガニックコスメブランド「yaetoco(ヤエトコ)」を立ち上げた。秋祭りのかけ声である「やーえーとこー」から、その名前を引用した。

 
同ブランドの第一弾アイテムは、除草剤・化学肥料を使用せず、できるだけ農薬も使わずに栽培した柑橘(甘夏/伊予柑)の果皮から、「水蒸気蒸留法」で丁寧に抽出した精油を使用して作られた化粧水、乳液、エッセンシャルオイルである。
 
同団体では、水蒸気蒸留法について、プレスリリースでこう説明している。
「原料植物を蒸留釜に入れて、そこに水蒸気を送り込みます。すると植物中にある精油成分が遊離、気化し、水蒸気と一緒に上昇します。この精油成分が混入した水蒸気を冷却層で冷却すると、液体に戻りますが、精油は水には溶けない性質を持ち、水よりも軽い(一部の精油は水より重い)ため、水と精油の2層に分かれて溜まります。ここから水を分離して取り出すことにより、100%純粋の精油(エッセンシャルオイル)を得ることができます」
 
愛媛県西予市にある無茶々園は、農事組合法人とファーマーズユニオンを組織として運営し、環境破壊を伴わず、健康で安全な食べ物の生産を通してエコロジカルな町づくりを目指す生産者の団体だ。
 
1974年5月、広福寺(愛媛県西予市明浜町)住職の好意で15aの伊予柑園を借り受け、有機農業の研究園を作り、本格的活動を開始した。
 
現在では地元明浜町に根ざした農家を中心に110haの規模となっている。また、若者が生きていける新しい感覚の農業システムの構築を目指して大規模環境保全型農業に取り組んでいる。
 
化学肥料は使わず有機物で育てる。除草剤もいっさい使わず、雑草対策はもっぱら人の手で。農薬にはできるだけ頼らずに、使用する場合にも環境を考えて有機栽培で認められているものを優先する。
 
なお、無茶々園では1999 年に「ファーマーズユニオン天歩塾」を立ち上げて本格的に新規就農者の受け入れと育成を始めている。(今一生)

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