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育児中の女性が放射線濃度の検索サイトを開設

 スマートフォン(多機能携帯電話)や携帯電話から周辺の放射線量を知ることができる。そんな検索サイトを、神奈川県横浜市内で育児に励むの女性が開設した。その名も「おかんのガイガーカウンター」というサイトだ。インターネット上に公開されている放射線量に関する情報を集約、一目で見られるようにした。機械操作の苦手な中高年層にも、分かりやすく情報を提供したいと考えての解説だ。

 サイト開設者は岡田まきさん(37)。昨年11月下旬に開設したサイトはスマートフォンやGPS(衛星利用測位システム)機能付き携帯からアクセスすると、端末の現在地を基準に半径1キロ、3キロ、5キロと自動的に範囲を拡大。ネット上の放射線量情報を検索し、近くで測定された放射線量を表示する。GPS機能のない携帯は、最寄りの基地局を基準に検索。パソコンからも、住所を入力すれば情報を入手することができる。

 岡田さんによると、原発事故以来、ネット上に公開される放射線量情報は1日当たり約2万5千件に上るという。行政による発表のみならず、幼い子どものいる母親を中心に放射線量測定器「ガイガーカウンター」を購入し、短文投稿サイト・ツイッターで発信している人も多数。彼女が開設したサイトは、そうした膨大な情報を集約している。

 画面上には、放射線量や測定された場所・時間を表示。法令で定められた基準値以内、周辺と比べ高い線量が測定される「ホットスポット」の可能性など、放射線量の意味する内容も4段階に分けて記した。レベルに応じて「おかん」の表情やコメントが変わる。

 原発事故を受け、3歳の子どもを抱えて埼玉県から横浜市内へと引っ越してきた岡田さん。放射線量に対する考え方は個人によって違いがあり、知りたくない人もいることは理解している。「知りたいという人に分かりやすく情報を提供したい。情報を、自分たちの身を守る盾として活用してもらえれば」

 岡田さんは法人化を目指しており、今後はより詳細な情報を有料で提供するサービスも検討するという。利用は無料。


▼おかんのガイガーカウンター
http://valuser.com/okan

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